この時期になると、問題集を解く人が多くなります。
それでも、まだ、行政書士試験まで残り160日。
今からでも、戦略的に勉強を進めれば
行政書士試験に合格することは、夢ではありません。
さて、この時期から陥りやすくなる、間違った勉強法ですが、
一番危険なのは「問題集を解きまくれば合格できる」
と勘違いすることです。
たしかに、問題を数多くこなして、知識を蓄えることは必要です。
ただ、勉強の中心を問題演習だと勘違いすると、
いつまでたっても点数が伸びない、
ということになりかねません。
私も、そのように勘違いしていた時期があったのです。
それは、不合格になった1年目です。
そもそも、1年目は、はじめから、勉強法を勘違いしていました。
とりあえず、暗記をすれば合格できる。
と思っていたのです。
行政書士試験を受験した方は、わかると思いますが、
暗記で太刀打ちできるほど、
行政書士試験の問題は、単純ではありません。
それにもかかわらず、
今までの検定の勉強のように、
知識を詰め込みさえすれば、合格できると盲信した私は、
とにかく、市販の問題集に載っている問題を
暗記すれば合格できると思い込み、
手当たり次第に問題集を買っては、解いていました。
そして、本試験でふたを開けてみれば
● 知らない知識を聞かれているように感じる。
● 見たことがあるけれど、解けない。
● 正解だと思った肢が不正解だった。
ということが起こったのです。
これは、知識が足りなかった、ということではありません。
明らかに、考える力がなかったことが原因です。
考える力をつける勉強法はただ一つ、
行政書士試験用の基本テキストを中心に勉強することです。
まず、問題集を解いて、解説を読んでもわからないところを
基本テキストで確認していく。
問題集の使い方としては間違っていませんが、
勉強法として見ると、大間違いです。
まず、勉強はじめから問題集を解いてはいけません。
特に、この時期から勉強をはじめようとする方は、
周りが問題演習を始めていることに、焦ってしまい。
とりあえず、問題集を解く、という勉強をしてしまいがちです。
しかし、それでは、行政書士試験を合格することはできません。
まずは、基本テキストで勉強をしてください。
全体像を頭に入れたうえで、勉強しなければ
試験範囲が広い行政書士試験に太刀打ちできません。
基本テキストを、勉強の中心に考えてください。
テキストに書かれている知識が、
択一問題、多肢選択問題、記述式問題につながっています。
逆ではありません。
問題集の中に、テキストの知識がある、と考えると、
まったく非効率な勉強になってしまいます。
基本テキストが、勉強の中心
これを忘れないでください。
なかさい
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