さて、8月ももう少しで終わりですね。
本番まで、残り75日
どうでしょう、法令科目は一通り終わり、
民法・行政法の強化ができたでしょうか。
ここからは何をやらないかを決めましょう。
その目安になるのが、公開模擬試験です。
目次
試験直前に模試を受けてはいけない
模試は、どの時期に受けるイメージがありますか?
10月中~下旬ぐらい?
確かに、色々な学校が、力を入れた公開模試は
10月からが本番になります。
ですが、10月に、はじめて模試を受けたのでは、遅すぎます。
多くの受験生は、超直前に、模試で力試しをするので、
自分の実力が分からず、本番でも不合格になるのです。
いえ、言い方が不十分でした。
10月にはじめて模試を受けるのでは、
模試を最大限活用する時間がないために、
不合格になるのです。
行政書士試験は、タイムオーバーの可能性がある
模試を一度でも受けたことがある人に質問します。
『時間内に解答できましたか?』
『見直しの時間が取れましたか?』
そう、行政書士試験は、時間との戦いです。
問題数は、全60問、3問は記述。
試験時間が180分ならば、
1問、平均2~3分で、解答する必要がある。
・・・もう少し欲張って考えると、
見直しの時間が、30分は欲しいところです。
1問、長くても2分30秒で解く能力がいる。
今、あなたは、問題を何分で解いていますか。
そろそろ、時間も意識した勉強をする必要があると思いませんか。
3時間の試験をどう使うか
さらに言えば
『3時間も集中力が持つのか』
というのは、誰もが不安に思うことでしょう。
私は、3時間も、集中力が持ちませんでした。
せいぜい、持っても2時間だったと思います。
じゃあ、切れた集中力をどう取り戻すのか。
そもそも3時間集中して試験を受けるにはどうすればいいのか。
試行錯誤する必要があります。
結局、私は、トイレに行き、リフレッシュする
という方法を取りました。
3時間を実際に体験してください。
そして、3時間を乗り切るための工夫を考えてください。
自分に合った問題の解き方を見つける
私が、公開模試や、予想問題を解いた方が良いと思う
理由はコレです。
自分に合った問題の解き方を見つける。
これをするだけで、
試験の得点率が変わります。
先ほど、行政書士試験は、時間切れになりやすいと書きました。
そうなら、得点できる科目を先に解いた方が
得点は上がると思いませんか?
さらに、行政書士試験は足切りがあります。
一般知識で4割の正解をする必要があります。
ただ、一般知識の問題は、47番~60番
と最後の方にあります。
どんなに法令科目ができていても
一般知識は時間がなく、適当に回答した
では、悲しすぎます。
あなた自身が合格するには
どんな順番で問題を解けばいいのか
それを考えてください。
模試は受け終わった後が大事
模試を受け終わった後に、必ずやってほしいことがあります。
それは『できなかった問題を見直すこと』です。
学校のテストでも、先生が毎回こういっていました。
成績の良かった人も、悪かった人も
できなかったところを、必ず復習しなさい。
それをするだけで、点数は上がるから。
そう、できているところを嬉しがっても
それ以上成績が伸びることはありません。
できていないところこそ、できるようにしなければいけません。
できないところを復習するのは、いやな作業です。
でも、それをしないと、行政書士の資格を取ることはできません。
模試を受けると、できているところ、できていないところが
明確になります。そこで、どれだけ自分の弱点と向き合えるのか
これが合否を分けます。
なかさい
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