「あれ?なんでこんな簡単な問題を間違えたのだろう」
「これ、正しいものを選ぶのに、間違っているものを選んでる」
「ここの見落としが無ければ、この選択肢を選んだのに」
模試の答え合わせをしていて、こんなこと、ありませんか?
私はしょっちゅうありました。
「このちょっとしたミスが無ければ180点超えたのに」
こう思ったのは、1度や2度ではありません。
しかし、
ケアレスミス = ちょっとしたミス、
と思っているうちは、合格はできないでしょう。
そのちょっとしたミスで、また1年勉強することになる。
ゾッとしませんか?
ちょっとどころではありません。致命的なミスです。
今からできる、ケアレスミス対策をして、取りこぼしを無くしましょう。
目次
ケアレスミスが起こる理由
ケアレスミス = 注意していれば防げたはずの間違い・失敗。
十分に注意していれば、起こるはずのないミスです。
そうはいっても、年に一度の試験。
緊張するな、という方が難しいですよね。
そういった状態にあればあるほど、ミスを犯しやすくなります。
問題一つ解くのに頭をフル回転させるので、
この選択肢は間違っている = これが回答だ、
と、思い違いをしてしまうことも・・・。
思い違いを無くすには、目で見て確認できるようにしましょう。
間違えるのなら、チェックを残せ
正しいか間違っているか選ぶ問題を、間違えるわけがない。
そう思いますよね。私も思っていました。実際に間違えるまでは。
選択肢一つ一つを判断する試験なので。どうしてもミスが起こります。
〇×を書いてわかりやすくする
私がとった方法は、
正しいものを選ぶなら〇、間違っているものを選ぶなら×と
問題文に大きく書いて、一目でわかるようにしたのです。
問題文の文末が、
正しいもの、妥当なものであれば、大きく〇
間違っているもの、妥当でないものであれば、大きく×を書きました。
こうすることで、選択肢を読んでいっても、最後に確認をすれば
間違うことはまずありません。
〇×△で選択肢を読む
正しいものを選ぶのか、間違っているものを選ぶのかを分かるようにしたら
5つの選択肢は、正しい、間違い、よくわからないの3つに分類しましょう。
例えば、
1番の選択肢が明らかに間違いだと分かったなら、番号に×をつける
2番の選択肢は正しいとわかったら、番号に〇をつけていきます。
ただし、断定できないものは、絶対に△を付けてください。
例えば、
妥当なものを選ぶという問題のとき、
何となく正しそうだな、と思って〇をつけると、
あとの選択肢で、何となく正しい問題が出てきたときに、判断が鈍ります。
鈍るだけならいいのですが
「さっき〇を付けたから、この選択肢は正しいかもしれないけど×だろう」
と都合よく解釈してしまいます。こうなってしまっては、意味がありません。
100%正誤判断ができるものだけ〇×をつけ、
判断がちょっとでもできないものは、かならず△を付けておきましょう。
そうすることで、本試験で緊張していても、正常な判断がしやすくなります。
あとで復習するときも、何に迷ったのか復習しやすいのです。
キーワードには線を引く
「よく読めば、間違いを防げたのに」
というミスは、よく読んでいないのが原因です。
指でなぞりながらでも、口パクでも良いので、
読み飛ばしが無いようにすれば、読まないミスは減ります。
さらに、キーになりそうな語句に、線を引きましょう。
例えば、
行政不服審査法に関する~とあれば、行政不服審査法の部分に線を引く。
というように、何の話をしているのかを明確にするといいでしょう。
他にポイントになるのは、時期・接続詞などなど、
今までの勉強の中で得た経験から、
あなたが、引っ掛かりそうなワードに線を引いて、良く考える。
これをするだけでも、読み飛ばしのミスはなくなります。
マークシートは絶対に飛ばすな
せっかく、ここまで対策をして、マークシートがずれていたら意味がりません。
マークシートがずれる原因は2つです。
1.その問題番号だと思い込んでしまっている
2.問題を飛ばしてマークするのでミスが起こりやすい
1.は意外に気づかないものです。
問21のマークをしようと思っていたら、なぜか問22だった。
マークシートの間隔がせまいために、起こりやすいミスです。
これを防ぐには、マークする前に問題番号を確認しましょう。
そして、問題を解き終わったら、もう一度確認するのです。
2重チェックをすることで、ミスを極限まで無くします。
2.は解ける問題から解こうとすると起こりがちです。
であれば、マークシートを飛び飛びにマークするのはやめましょう。
どこでズレたのかも、わかりにくくなるからです。
「わからないのにマークするのはちょっと・・・」
と、思うかもしれませんが、あとで修正すればいいのです。
分からない問題に出会ったら、とりあえずマークをして、
問題用紙に「?」をつけたり、角を折ったりして
あとで、戻ってこれるようにしておきましょう。
まとめ
ミスをする理由は、頭の中で色々考えるからなので、
試験中は、問題を読み解くことに集中して、
正しいか間違っているかは、紙面に書いた方が効率的なのです。
・問題文を読み、〇か×か大きく印をつける。
・選択肢は〇×△で正誤判断をする。
・文章は読み飛ばさない工夫をし、キーワードに線を引く。
・マークシートは飛ばさず、2重チェックする
これだけで、うっかりミスはなくなるはずです。
私もそうでしたが、試験でケアレスミスをする人は、
日常生活でも、ちょっとしたミスを犯していることがあります。
意外と、普段の生活を気を付けるだけで、ミスがなくなると思いますよ。
本試験、ケアレスミスで泣くことのないように、
今のうちから、ミスを無くす工夫をしていきましょう。
なかさい
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