勉強をしていると、こういうことありませんか?
「なんとなく、勉強へ気持ちが向かない」
私は、しょっちゅうあったので、困りました。
図書館に行くとか、カフェに行くとか、場所を変えれば、
気持ちも、切り替えることができて、勉強もしやすくなるのですが・・・。
そういう時に限って、出かけたくない、と思ってしまうんですよね。
気分が乗らないときに、どうやって勉強モードに切り替えたらいいんでしょう。
しかも、今いる場所は、自宅です。
さっさと勉強に集中しなければ、
スマホ・テレビ・マンガ・・・、と誘惑するものはたくさんあります。
気持ちが落ちているなら、方法はともかく、上げればいいんです。
私は、音楽を聞いて、勉強をするようにしていました。
「えっ?!勉強中に音楽なんて聞いていいの?」
やってはいけない気がしますよね。
音楽を聞くことをすすめる勉強法も、ほとんどありません。
でも、あることに気を付ければ、音楽を聞いても良いんです。
目次
音楽を使った勉強法はメリットもある
「勉強中に音楽なんて聞いたら、絶対集中できそうにない。」
そう思いますよね。
まぁ、実際そうです。集中できません。
問題を読んで、解答を考えるだけでも、かなり頭を使っています。
それに加えて、耳から情報(音楽)を入れるなんて、最悪なパターンですよね。
なので、音楽を聞かずに勉強できるなら、聞かない方が良いんです。
ただ、音楽を聞いても、それが、勉強に影響しなかったら?
そう、頭を使わずに聞ける音楽があれば、良いんです。
曲を聞くことで、気分が上がったり、リラックスできる、というメリットもあります。
音楽よりも勉強に集中できれば良い
音楽を聴きながら集中するって、あなたも生活の中でしているんですよ。
例えば、本屋に行ったとき、
知っている曲から、知らない曲まで、ずっと音楽が流れていますよね。
でも、
「店の音楽がうるさくて、何を買いに来たのか忘れた!」
とか、
「音楽を聞くのに夢中になって、何時間も店で時間をつぶしてしまった!」
なんてことは、あなたも経験したことがないと思います。
というよりむしろ、何の音楽が流れていたのかさえも、ほとんど覚えてませんよね。
音楽がかかっているのに、まったく聞いていない。
それは、他のことに集中しているから、起こることなのです。
つまり、勉強でも、こういう状態にできれば、良いということ。
では、音楽を上手に使って、集中力をアップさせる勉強法を、考えていきましょう。
ヒーリングミュージックでリラックスしよう
では、なにを聞いたらいいのでしょうか。
私がおススメするのは、ヒーリングミュージックです。
「ヒーリングミュージックって何?」って思いますよね。
歌詞がない音楽で、癒しの音楽とも言われています。
雑貨屋さんなどに、視聴コーナーがあるので、聞いてみてもいいですね。
J-POPをオルゴールにしたものなどもあるのですが、
できるだけ、あなたが、知らない曲を選ぶと良いです。
「なんで、ヒーリングミュージックが良いの?」
という質問が飛んできそうですね。
ヒーリングミュージックを聞くと良い理由は、脳からα波が出やすくなるからです。
α波というのは、リラックスしているときに出る脳波です。
実は、肩肘を張った勉強は、長時間は続きません。
適度にリラックスした状態だと、集中も続きやすくなる。
これを利用して、勉強効果を上けるわけです。
集中力を上げる音楽もある
リラックスしているときには、α波が出るといいましたが、
本当に集中しているときはΘ波が出るようです。
集中したいときには、集中力が上がる音楽を聴くのが良いですね。
「じゃあ、どういうものが集中力を上げるの?」
と思いますよね。実は、身近にそういう音楽があります。
雨の音や川のせせらぎなど、自然の音には集中力を上げる効果があります。
CDにもなっているので、自分好みの音楽を探してみるのもいいと思います。
この勉強法で絶対に聞いてはいけない曲
ヒーリングミュージックや、集中力を上げる音楽で出てくる曲は、
いづれも『歌詞がない曲』です。
そう、この勉強法の注意点は、歌詞がある曲を聞かない、ということ。
特にJ-POPは最悪です。知っている曲なら、なおさらです。
日本語なので、言葉を聞こうとしてしまいます。
そうすると、勉強になかなか集中できず、音楽に集中してしまうんですね。
脳は、同時に2つ以上のことに集中することができません。
同時に作業ができていると思っても、
集中できるのは1つのことだけで、あとは『なんとなく』でやっています。
脳では、こんなことが起きているんです。
曲を聞こうと思えば、勉強がおろそかになる。
勉強をしようと思うと、曲を聞こうとしなくなる。
言い換えると、勉強より楽しい音楽をかけると、曲に聞き入ってしまうのです。
そうなってしまうと、この勉強法の効果がうすくなります。
勉強に集中するために、聞き入らない曲を選びましょう。
歌詞がなくても安心してはいけない
もうそろそろ、どういう曲を聞けばいいか、わかってきたでしょうか。
歌詞がない曲。これを選べば、まず、間違いはありません。
ただ、歌詞がない曲でも、自分が知っている曲は聞くべきではありません。
例えば、あなたが好きなゲームのサントラとか。
知っているだけに、その曲がかかると、
「あ、ここでこんなイベントがあった」
「このボスは倒すの苦労したんだよな」
と余計なことを考えて、勉強の集中力が落ちます。
知っている曲以外にも、音が嫌だ、ということもあります。
私は、オルゴール音が耳ざわりだったので、勉強中は聞かないようにしました。
音量にも注意
そして、気を付けないといけないのが、音量です。
音量が大きいと、どうしても音楽が気になり、勉強に集中できなくなります。
聞こえるか聞こえないかぐらいで十分です。
「はっきり聞こえないと集中できないよ」
という場合は、自分の声より大きくならないようにしましょう。
音量を大きくして、勉強に集中できないのでは、この勉強法の意味がありません。
なぜ、音楽をかけるのか、ということを意識すると、自然と音量も小さくできますよ。
音楽を使って集中力をアップさせる
雨が降ったときは、どうしても気分が乗らないことがありました。
外に行けば切り替わるのですが、毎回、出かけることもできません。
そこで、考えたのが、音楽を聞くという勉強法です。
自分が好きな曲を聞くだけでも、気分が良くなります。
選ぶ基準としては
・歌詞がない(もしくはわからない)曲
・あなたが知らない曲
これを守れば、当たりはずれは、ほぼありません。
私は今も、「集中したいけど・・・」というときには、
受験時代の勉強法を応用し、音楽をかけながら、
2~3時間、集中して作業をしています。
勉強に集中するキッカケとして、音楽を聞くのはアリです。
なかさい
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